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後で書こうと思ってすっかり忘れていた鬼畜眼鏡キャラ総評再び。
ただれたおとなのBLゲームなので、苦手な方はスルーして頂けると幸いです。


・須原秋紀
惚れたからには尽くします系年齢不詳金髪緑目美少年。眼鏡克哉のみ攻略可。
ゲーム開始五分で全裸の主人公に全裸で挨拶する、という
他に類を見ない登場の仕方をしたショタ感のあるおとこのこ。
登場人物は全員18歳以上!という鉄の掟により
伏せられてはいるが、おそらく登場キャラの中で唯一の未成年。
太一がわんこ系ポジションだったので、対となるにゃんこ系ポジションかと予想し
“気まぐれな子猫が俺にだけ懐く”現象が見られるのかと思いきや
意外や意外、純情そのもの。眼鏡克哉を振り向かせる為に勢いよく騙されたり
ワルい連中との付き合いをヤメにしようとして仕返しを受けたりと、
乙女ゲーの主人公が遭いそうな目には大体遭っている。助けないと地獄絵図。
無印では眼鏡にゾッコンLOVE、主従関係も大歓迎でペット扱いがベストエンドと
幸せなのか不幸せなのかわからないドMなシナリオだったが
Rではその姿勢を改め、まっとうな恋人関係を望んでそれなりに暴れてくれたので
自我を出せて良かったなあ、と素直に思った。
そんな感じで、シナリオや性格そのものは決して嫌いではないのだが
個人的に彼のような“ほとんど女の子みたいな受けの男の子”のビジュアルが苦手なので
どうしても脳内ランキングが低い。この線の細い見た目で
ガチガチのドSだったら逆に好きになっていたかもしれない。

・Mr.R
振り向けばそこにいる系年齢不詳パツキン黒服セールスマン。バッドエンドに舞い降りる悪魔。
何を隠そう彼の見た目がドストライクだったのがこのゲームに興味を持ったキッカケ。
しかし蓋を開けてみれば誰よりも変態、かつ喋る内容の
全てが胡散臭い残念なイケメンもとい狂言回し。
克哉が眼鏡とノーマルに二分化する原因を作った全ての元凶でありながら
必要最低限の手出ししかせず、傍観者としてニヤニヤしながら動向を見守る姿は
まるでプレイヤーの一人のようでもある。実際そういう立ち位置なのかもしれない。
眼鏡克哉の中に王の才能を見込み、本人から鬱陶しがられるほど支持する一方
望んで孤独の中にありつつ寂しさを隠せない不安定なノーマル克哉にも興味津々、
無印でもRでも隙あらば小脇に抱えてお持ち帰りを狙っている抜け目のなさは
ラスボスの気風を感じさせる。ゴツめのボンテージや赤首輪などの衣装チョイスに
ドSの極みだな、と戦慄したが鬼畜打で嬉々として全裸になって
恍惚としていたので気に入った相手にはドMらしい。こういうタイプがきっと一番めんどくさい。
バッドエンド担当だったゲーム本編とはうってかわってドラマCDでは
足しげくノーマル克哉のもとへ通いつめ、自問自答しつつ
手放すのが惜しくなってか一方的に契約に踏み切る人間臭さが
妙に可愛かった。恋はラスボスを狂わせる。ヘンな同居生活、ちょっとだけ書いてみたいかも。

・佐伯克哉(ノーマル)
ぽやぽやヘタレグルメリーマン25歳。佐伯克哉の眼鏡かけてない方。一人称「オレ」。
初登場時は気弱や口下手が目立つものの元々のポテンシャルは高い原石、という
現代の王道主人公を地で行く金髪碧眼(※純日本人)180センチイケメン。
能ある鷹は爪を隠すというが、このビジュアルで目立たないとは
キクチ商事の同僚たちは目が節穴か、全員乙女ゲーのキャラ並みに頭髪が派手なんだろう。
”能力はあっても自信が伴わないまま停滞していたオレ、黒ずくめの不審者から
自信がついて何でもできるようになる魔法の眼鏡をもらい変☆身!”
というのが鬼畜眼鏡というゲームの主目的なのだが、この眼鏡、
かけると人格がドSになり髪の毛が逆立ち声質まで変わる切り替えスイッチであり
使用し続ければノーマル克哉という人格そのものがなくなってしまう(眼鏡克哉と入れ替わる)
ノーマル克哉からしてみれば世にも奇妙な話に出てきてもおかしくない呪いのアイテム。
記憶の齟齬や吸わないはずの煙草を吸いだしたりなどの己の行動に違和感を持てば
のんびりした口調の中に抜け目なさを覗かせる有能なリーマンへ急成長できる。
詳しい事情は眼鏡克哉の欄で述べるが適応力が半端ではなく、
好きになった相手によって様々な面を見せるし割と早めに順応する。
年上の上司であり道具等を好む御堂さんには絶対服従かつ上手に甘える年下の嫁、
同い年で同僚、比較的普通の嗜好の本多とは
じゃれあいつつ痴話ゲンカも交える(主に本多のせい)温度差ありのバカップル、
年下でミュージシャンでドSな太一相手だと包容力のあるおかんでありデキるマネージャーであり
縛られたりウサ耳生やすなど日常茶飯事のドMの化身。
そこまで強烈な個性を発揮していながら存在感が薄いアンバランスさが彼の一番の魅力だと思われる。
このテのゲームで主人公が人気投票一位など珍しいなと思ったが、
彼はノーマルでも眼鏡でも良い意味で個性が強すぎる。
御堂さんルートで何かと邪魔してくる本条さんを「どうすれば社会的に抹殺出来るか」と
素で考えるしたたかさが好き。「あなたとは一生分かりあえない気がします(笑顔)」も名台詞。

・佐伯克哉(眼鏡)
サバサバ強気鬼畜リーマン25歳。佐伯克哉の眼鏡の方。一人称「俺」。
ノーマル克哉を押しのけ真の主人公として君臨する鬼畜眼鏡その人。そこのけそこのけ王様が通る。
勉強もスポーツも何でもこなせる生まれもっての天才肌であり、そのあたりの苦労を全く感じたことがない故に
親友に恨まれて大きな裏切りに遭い、自分を責めていたところ通りがかりの黒ずくめから
王の器を見込まれ、時期が来るまではと眼鏡に封印される踏んだり蹴ったりを味わう。
封印された眼鏡人格に代わって出てきたのが誰の関心も買わず目立つことも避けるノーマル克哉。
つまりプレイヤーが最初に見る佐伯克哉=ノーマル克哉は眼鏡克哉のペルソナ(表向きの仮面)であり
後付けハードディスク、厳密には本人格ではない……という複雑な事情がある。
二重人格ではなく仮面をつけているに過ぎない(本質は同一)主人公というのを初めて見たため驚かされたし、
数年前にやったゲームの主人公は「記憶喪失してたけど喪失する前と今のオレ全然変わりばえしてなかったぜ!」
という壮大な肩すかしを食らわせてくれたので、期待を裏切らなかったという意味でもかなり好感触。
そんな感じで、12歳までは統合した一個人の『佐伯克哉』だったものの13~25までは
代打のノーマル克哉が担当したため、眼鏡克哉自体の精神年齢は12歳というとんでもない事実が見えてくる。
25の身体に中二病寸前の思考が重なると良いことはなく、案の定大暴れで筆下ろしするわ上司を舐めるわムチで打つわ
今までの鬱憤を晴らすようにやりたい放題しまくる。しかし処世術は持っているので体裁は保つ。
それでも行き過ぎると刺殺や倒産やクビといった結末が待っているのだが、そのような自業自得を迎えても
「ざまぁみろ」とか「いい気味だよな」とか思わず「あぁ、しょうがないヤツだなぁ」と親のような気持ちになってしまうのは
彼がプレイヤーキャラだからではなく長年遊ぶことを禁じられた子供に近い存在だからかもしれない。
言葉や行動でねじ伏せて本心を隠すものの根本的には常識をわきまえているため外道になりきれない部分があり、
闇堕ちしてハーレムエンドを迎える際も黒ずくめの人の「ここが貴方のいるべき場所ですよ」という言葉に従っている感があったので
真の腐れ外道を求めていた方に「ぜんぜん鬼畜じゃないじゃないか……」と言われてしまうのも少し頷ける。
鎖の切れた犬の如く猛威を振るった無印とはうってかわってRでは口が悪い有能なドSに落ち着くので余計親しみが湧く。

余談だが個人的に克哉×克哉はオマケ要素というかお遊びの範囲で終わってほしかった派である。
自分自身と愛であうという禁断の組み合わせ、究極の自己満足、声優の労働基準法違反は
たしかに魅力的ではあるのだが、それがメインになってしまうと
本多や御堂さんや太一などといったダブル克哉を取り巻く日常のすべてが無駄になってしまう気がする。
自分たちだけで完結してしまうような、世界がそこで閉ざされて広がりがなくなるような、そんな無力感がある。
脳みその中で恋をしてるって、これ以上ないくらい病んでるヤンデレ展開なんだけど、それってなぁ、なんか、孤独だ。


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